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4回泣けます!「想いのこし」

 

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  岡本貴也の小説「彼女との上手な別れ方」を原作に、女と金にしか興味のない男が、この世に未練を残して死んでしまった4人の男女の思いを届けるうちに、本当に大切なものは何かに気付いていく姿を描いたドラマ。

  岡田将生がダメ男の主人公ガジロウを演じ、息子を残して幽霊になってしまったシングルマザーのユウコ役で広末涼子が共演。原作者の岡本が自ら脚本にも参加し、「ツナグ」の平川雄一郎監督がメガホンをとった。

  女と金、そして楽に日々を過ごすことしか頭にないガジロウは、ある日、交通事故をきっかけに3人のポールダンサーと老運転手の幽霊と出会う。4人がこの世に残した願いをかなえ、無事に成仏させることができれば、彼らが残した預金をもらえるということになったガジロウは、金目当てに奔走するが……。(映画.comより)

監督:平川雄一

キャスト:岡田将生  広末涼子  木南晴夏  松井愛莉  鹿賀丈史  他

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登場人物全てに共感!

 ちょっと泣ける映画観たいなぁ…と思ってた時に見つけた作品。コメディタッチで結構笑えたが、幽霊になった4人のそれぞれのエピソードで、結果的に4回泣かされた(T_T)

  ありきたりの内容といえばそれまでだが、この作品のすごいところは、登場人物全てに共感できるところだ。亡くなった本人はもちろん、残された人たちのこともいい感じに表現されていた。

 まず、結婚式で泣かされて、高校野球の試合後に泣かされて、男達の誇りと信頼に泣かされて、最後の母と息子は予想通りではあるが、それでもやっぱり泣いてしまった。

個人的には結婚式が辛かったなぁ〜…>_<…

やっぱり男としては、新郎や野球部のキャプテンに自分を重ね合わせてしまうだろう。

  ガジロウ役の岡田将生は、チャラいけど根は優しい面白い役だったのに対し、広末涼子の見せ場はあまり無かった。しかし存在感はさすが。あの役は彼女以外ないだろう。

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  平川監督の前作品「ツナグ」は未鑑賞なので比べることはできないが、この作品は泣けたり笑えたり楽しい作品である。

  ちょっと泣きたいだけだったのに、4回も泣けたなんて…得した気分かな(-_^)