「X−ミッション」今までにないアクション映画!
パトリック・スウェイジ&キアヌ・リーブス主演、キャスリン・ビグロー監督による1991年の名作アクション「ハートブルー」をリメイク。サーフィンやスノーボード、モトクロスなどを用いたエクストリームスポーツが多数登場し、トップアスリートたちの生身のスタントによって迫力のアクションシーンを創出している。
元アスリートの若きFBI捜査官ジョニー・ユタは、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディが率いる超一流アスリート集団への潜入捜査という指令を受ける。ボーディ一味には、そのスキルを駆使した前代未聞の犯罪を実行している疑いがあった。命がけで潜入に成功したユタは、ボーディが犯罪の首謀者なのか、その証拠をつかむために捜査を続けるが、命知らずなアスリートたちと行動を共にするうち、ユタとボーディとの間にも信頼と友情が芽生え始める。(映画.comより)
監督:エリクソン・コア
キャスト:エドガー・ラミレス ルーク・ブレイシー 他
2015年 アメリカ 114分 PG12
CGじゃない、ガチアクション!こんな感覚今までにない!
実は「ハート・ブルー」のリメイクだとは知らずに観た。
潜入捜査なんてよくある話だから、気にせず観ていたら何処かで聞いたことあるような展開…。
それもよくあることだと思っていたら、印象深いあのシーンが‼︎
思わず笑ってしまった⁈
というのも直前に「ホット・ファズ ー俺たちスーパーポリスメンー」を観ていたからだ。
簡単に解説すると、都会のスーパーポリス(サイモン・ペッグ)がド田舎に飛ばされそこで奮闘する物語。
相棒になった地元の警官は大の映画オタク。
「ハート・ブルー観た? バット・ボーイズ観た?」なんて話になり
パロディシーンなんかもある。
R15+でグロいシーンもあるが、かなり気合の入ったコメディ映画。
しかし、絶対に先に観てはいけない(笑)。
もし観たくなっても我慢すること(笑)。
もしエクストリームスポーツを堪能したいという気持ちがあると、物語部分が少々ウザく感じるかもしれない。
そのストーリーも大した話じゃない。
「ハート・ブルー」がよかっただけに、比べるのは酷だ。
「ハート・ブルー」をベースにサーフィンをエクストリームスポーツに入れ替え、今までにないアクション映画を作る…そういうコンセプトなら成功していると言える。
そう、アクションは本当にスゴいんだ!
特に、ウイングスーツで滑空するシーンは圧巻だ!
あれだけのアクションを一本の映画の中に納めるなんて… やはり「ワイルド・スピード」の撮影監督だったからできること。
ただエクストリームスポーツを観たいだけならそういうDVDを観たらいい。
しかしこの映画は違う。ドラマの中で次々とガチスタントがあるからすごいんだ。
CG多用のアトラクションムービーも確かに面白いが、大自然の中での本物のスタントをあんな映像で見せられたら… 。
なかなか無いよこの感覚は!
絶対、アクション大好きスタッフがめちゃくちゃ楽しんで作ったんだろうなと思ってしまう。
俺のような、絶叫マシンフリークで高い所大好きなアクション映画マニア?
も大満足の映画だ!