「人生スイッチ」ブラック!だけどスッキリ!
スペインの名匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めたブラックコメディ。2014年・第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、第87回アカデミー賞ではアルゼンチン映画として外国語映画賞にもノミネートされた。
人生において決して押してはならないスイッチを押してしまったがために、絶望的な不運の連鎖に巻き込まれていく男女6人のエピソードを姿を描いた。監督はこれが長編映画3作目となるアルゼンチンの新鋭ダミアン・ジフロン。出演は、アカデミー外国語映画賞受賞作「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンほか。
(映画.comより)
2014年 アルゼンチン・スペイン合作
上映時間 122分 PG12
前情報なしで観たほうが、絶対おもしろい!
(だから今回ネタバレなし!)
予告編に釣られてレンタルしてみた。
予想通り思いっきりブラックコメディ。
ちょっとグロいシーンもあるが、なぜかスカッとした気分になれる。
はっきり言って子供に観せられるような作品ではないが、いろいろ考えさせられて…笑えて…大人は充分楽しめる。
6編のショートストーリー、感じ的には “世にも奇妙な物語”。
でもスケール、迫力はケタ違いだ。
人生において、ありそうな瞬間、選択を迷いそうな瞬間…、この作品ではどんどん悪い方へと流されていく。
でも、観ているこっちは逆にそれが快感!にすらなってくる。そして、心の中も掻き回される。
この感じ、あえて言うなら
“ブラック・アトラクション・ムービー!”
安心してください!いいも悪いも見応え充分です!
こってりもたまに食べると美味しいもんだ!